本校の修学旅行は、5月17日(日)から19日(火)までの2泊3日の行程で行われました。修学旅行中の簡単な記事を載せてきましたが、ちょっと「あとがき」として付け加えさせてください。
広島での平和学習、関西(大阪、奈良)での学級別学習、そして京都での班別学習と、3日間ともに雲ひとつない青空の下(この時季としてはとても暑かった)、当初の目的を達成し、全員無事、帰校することができました。
広いフィールドでの活動は、学校では味わうことができない学びがあり、一人一人が成長し、学年の成長も感じることができました。また、これまで気付かなかった友達のよさを発見し、より絆を深めることができました。
そんな中、20日(振替休業日で休暇中でした)、教職員がある「Instagram」の投稿を目にしました。そこには、女子中学生がとった行動が記されていました。
それは、嵐山駅から乗ったこの生徒たちが「優先座席」に座っていたところ、次の駅である嵯峨嵐山駅から乗ってこられたご年輩の方にさっと席を譲ったということでした。当たり前のことかもしれませんが、さっと立って「座ってください」と笑顔で言ってくれたことが、この方はとてもうれしかったそうです。(この方も言っておられますが、「優先座席」は、空いている場合、誰が座っても全く問題はありません。)
そして、このようにも綴られていました。「・・・明峰中だって。あとで調べたら黒部市みたいね。ついこの間、私も黒部の方に旅行行って楽しかった。明峰中学の生徒さんの、親御さん、先生、旅行先でも礼儀の正しい子たちのおかげで、今日は、ほっこりな気持ちになりました。ありがとう。京都も、この先も、あの子たちにとって、いい旅行になるといいな。」
学校にお電話をしようとも思われたそうですが、学校は忙しいのに手間をとらせてはと遠慮されたようです。(お心遣いありがとうございます。)
その後、「Instagram」での反響がかなりあったらしく、私たちが知る一部でも、
「地元富山県の子供たちの優しさとそれを発信してくれた方にうれしい思いを感じた県民です。ありがとうございます。」
「明峰中生の親です。修学旅行から帰ってきました。偶然拝見し、誇らしく思います。機会があればまた黒部にお越しください。」
「富山の者です。なんかうれしくてありがとうです。」
「SNSの模範的な使い方だなと思いました。素敵なお話ありがとうございます。」
「黒部市民です。地元の中学生の行動に誇らしく思えました。大人になっても優しさと思いやりをもち続けてもらいたいと願います。素敵なエピソードを投稿していただきありがとうございます。」
「子供が明峰中です。先輩を見習えるようにしたいです。発信してくれてありがとうございます。親としてとてもうれしい気持ちになれました。明峰中3年生素晴らしい。」
「こんなやりとり、素敵です。久しぶりに心が洗われた感じ。」
「旅先で気が緩みがちな中、そんなふうに周りを見てスマートに行動できるなんて、生徒さんたち、本当に素晴らしいですね。親御さんや先生方、地元の方々にもこの投稿が届いてほしいくらいです。読んでいて私もとても誇らしい気持ちになりました。」
まだまだたくさんの反響があると思いますが、それに対するこの方のお返しも素敵です。
「子供たちのさわやかな笑顔が印象的でした。その子たち、知らずのうちに富山の親善大使になってたんですよ。また富山を訪ねるのが楽しみです。」
「中学生って、子供でもない、大人でもない微妙な年頃で、背伸びしたい気持ちが、変な形になったりすることがある中で、この子たちは、親や先生が見ていなくても、こういう振る舞いができていることは、やっぱり周りも認めてあげたいですよね。」
「人が多くなると、普段以上に調子に乗ってしまう子もいますよね。ましてや旅行だと、遊び気分で羽目外したり。だから、地元でもない場所でもきちんとできるって、偉いなって思いました。」
この日は、修学旅行最終日でした。朝早くから大阪のホテルを出発しているので、疲れていたり、まだ眠かったりしたと思いますが、躊躇なく行動できたことは、当たり前のことだとしても大人でもなかなかできることではありません。学校でももちろん褒めましたが、それ以上に、このように多くの方々からのメッセージや、その方々の心をほっこりさせたことは、彼女たちにとって修学旅行での忘れられない大きなお土産となったと思います。
投稿してくださった方、そして、それに対し、温かなコメントをお寄せいただいた方々、本当にありがとうございました。黒部市のホームページにもこれに関した投稿が届いているようです。
私たちは、このような素直で正しいことをさっと行動に移せる子供たちと共に過ごせることをうれしく思います。ありがとうございました。